推しにお手紙を読んだ話

2023年10月15日。ららぽーと立川立飛で行われた5周年記念フリーライブツアー<Meet The AMEFURASSHI!!>の特典会で、推しにお手紙を読んできました。

※推し→愛来ちゃん、萌花ちゃん

(あいらもえかチャンスが大好物のあいらもえか推しです、よろしくお願いします)

個別お話し会の時間を使ってお手紙を読む……というのをずーっとやってみたくて、10月16日で初めて会ってからちょうど2年になるのと、もうこんな時間をとれる機会はないだろう(最後のチャンスになるだろう)……という思いで、お手紙を書いてみることにしました。

ただ、本当に「個別お話し会の時間を使ってお手紙を読む」というのをやっていいものか?という不安もあったので、前日の特典会で萌花ちゃんに「お話し会でお手紙読みたいな……って思うんだけど、大丈夫?」と確認しておきました。「うん!嬉しい!楽しみにしてる!」とのお返事をもらえたので、そこで「10月15日のお話し会でお手紙を読むんだ」という気持ちを固めることができたと思います。前振りって大事。

ちなみに数日前から特典券3枚分の時間(45秒ほど)に収まる文章を練り、前日には時間を測りながら読む練習を繰り返していました。推しへの思いが高まりすぎて泣かずに読めたことが一度もなかったので、また別の不安はあったのですが(←ここ、笑うところです)。

 

当日は「とにかく時間内に読み切る!」ことに必死で、早口&少し上ずった声で話しながら、とりあえず「泣かない!」という目標は達成することができました。愛来ちゃんがぶつけてくれた「もう、大好き!!!」という感情も、必死でお手紙を読む私を見た萌花ちゃんの「かわいいw」も、愛来ちゃんのキラッキラな瞳も、萌花ちゃんの優しい微笑みも、全部忘れられそうにありません。

Twitter(現X)に流したレポはこちらから↓

愛来ちゃん→https://x.com/kis_west_red/status/1713513838719684938?s=46&t=ieTOcKxNeqDEyTFdBO2lVA

萌花ちゃん→https://x.com/kis_west_red/status/1713514988579786767?s=46&t=ieTOcKxNeqDEyTFdBO2lVA

そして、「お手紙読んできました……!」ってふぉろわ〜に報告したら「目の前で読むなんて結婚式くらいだよね」って言われたことも、忘れられそうにありません。

ずーっとやってみたかったことができて本当によかった。推し、付き合ってくれてありがとうね。

 

さて、ここからは「特典会で推しにお手紙を読むのはいいぞ!」という話……ではなく、お手紙を読みながら・読んだことを振り返りながら整理した、言葉選びの話を少しだけ書き残しておきたいと思います。

 

①希望の話

愛来ちゃんへのお手紙に「愛来ちゃんが愛来ちゃんでいてくれることが、私の希望です。」という一文を書いていました。ただ、文章を練っている時もお手紙を清書している時も、「希望です」という言い回しだけがどうしてもしっくりこなくて。たしかに「愛来ちゃんが愛来ちゃんでいてくれること」は「明るい未来を感じられる」という意味で「希望」なのだけれど、果たしてその意味のまま伝わるのだろうか。「“私が思い描く理想の”愛来ちゃんでいてくれること」を「“自分勝手に”望む」という意味も含んでしまわないだろうか。そう思いながら納得のいく言い回しが出てこなくて、お手紙には「愛来ちゃんが愛来ちゃんでいてくれることが、私の希望です。」という一文が残っています。

でも、特典会で愛来ちゃんを目の前にしてお手紙を読んでいる時、私は「愛来ちゃんが愛来ちゃんでいてくれることが、私の幸せです。」と口にしていました。どう伝わったかは分からないけれど、きっと私の中では「どんな愛来ちゃんも好き」という気持ちが「幸せ」という言葉になったんじゃないかなと思います。決して変化や進化を望まないわけではなく、その時々の愛来ちゃんらしさを見せてほしい。これからも、「愛来ちゃんが愛来ちゃんでいてくれること」そのままの幸せを感じられる私でありたいと思っています。

 

②勇気の話

萌花ちゃんへのお手紙に「この2年間、萌花ちゃんの可愛らしさや、優しい笑顔や、あたたかい歌声や言葉に数え切れないほどの勇気をもらってきました。」という一文を書きました。何に勇気をもらったか……という部分には悩んだ記憶がありますが、「元気」ではなく「勇気」をもらってきたと書くことに迷いはなかったと思います。

そのことがお手紙を読んでから、「勇気をもらってきました」と読む時に涙をこらえたことを思い出しながらじわじわと私の中に落とし込まれたのがとても興味深くて。「明日の朝起きる」ための、「家を出て職場に向かう」ための、その日を乗り越えるための元気も必要なんだと思います。だけれど、そうではなく「自分の生活を続けていく」ために、「人生を進めていく」ために必要なのは勇気で。私はそういったものを推したちからもらっているんだと、改めて気づかされました。好きになることができる“人生”で本当によかったよ。

 

45秒ほどで読み切れるだけのお手紙の中にも、私なりの言葉選びがあって、読むことで書くことで見えてくる考え方があって。「個別お話し会の時間を使ってお手紙を読む」ことには「ずーっとやってみたかったこと」以上のものをもらったのかもしれません。本当に素敵な機会をありがとうございました。

 

最後に。

出会ってくれてありがとう。これからも幸せな時間をたくさん重ねていきましょう。

愛をこめて。

萌花ちゃんと愛来ちゃんのオタクより。

あなたにもう一度だけお手紙書きましょう

2023年11月18日、ONE N' ONLYの全国47都道府県を巡るツアー『ONE N’ SWAG 〜Hook Up!!!!!!〜』広島公演に行ってきました。推しに出会った地で、私の地元で、2019年12月15日ぶりにONE N' ONLYのライブを見てきました。

こーきさん、あなたがくれる最後の初めては「推しの卒業」だと思ってたけど、「推しが卒業してからのライブ」もあったんだね。これが本当の本当に、あなたがくれる最後の初めてかな。だから、もう一度だけ、あなたにお手紙書かせてね。

 

2019年12月15日にあなたと交わした「これからもこーきさんのこと好きでいていいですか?」「もちろん!俺もSWAGになるからさ、一緒に応援しようね」という約束を反故にしたこと、ずーっと心のどこかで引っかかっていました。あなたが卒業してすぐコロナ禍になってしまったこと、オンラインライブと仕事が被ってしまったこと、せっかくチケットが手元にあった公演が中止になってしまったこと、そういったことが重なって、少しずつ少しずつ私の中で「推しがいた場所」は「好きだったグループ」になっていきました。私は推しが卒業したグループを変わらずに愛し続けられるオタクではなかった。事実としてはただそれだけでした。

だからこそ、知っているようで知らない時間、知っているフリをしていた時間みたいなものが積み重なって、2019年12月15日ぶりに行ったONE N' ONLYのライブの序盤は所在がなかったんでしょう。「もう推しがいない」という寂しさすら感じないほどの空白の時間は、「誰を見たらいいのか分からない」という戸惑いを生み出すには十分すぎるものでした(それでも何曲か身を任せていたら、懐かしさとともに見たい人たちを思い出しましたが)。

あなたのことを思い出したのは本当に1曲だけ、その日は哲汰くんの不在も相まって、I'M SWAGのさとり少年団EBiSSHの展開になる振付にあまりにも違和感を覚えたので、そこだけ(あ……そこは…………3人→4人………………)と思ったかな。でも本当にそれくらいで、あとはあなたが卒業してすぐの楽曲で泣いてしまったことくらい。あなたがいた頃の楽曲は身体が振付を覚えていて、笑っちゃうくらい踊れました。楽しかったよ。

だからこのタイミングで、あなたに出会った地で、私の地元でONE N' ONLYのライブを見られたこと、当時連番してくれることが多かったお姉さんと、地元が同じ大好きな子と見られたこと、すごくよかったなと思います。あと、哲汰くんの不在は残念だったけれど、6人のONE N' ONLYを見にまたライブに行きなさいねというあなたからのメッセージだと思うことにしました。ちゃんと受け取ってるよ。今度はもう少し大きい会場のライブに行きたいと思ってる。ほんとだよ。

 

あなたの近況を全く知らないことも、あなたが唯一無二の推しであることの証左だから、そのままあなたらしく生きていてね。

そして、もう一つの約束だけは守りたいと思ってるから、ここにもう一度書かせてね。

 

待ち合わせは東京ドームで。

私が感じた2つの物語(梅雨祭2023によせて)

2023年7月9日。場所は新宿ReNY。

梅雨明け、そして夏の始まりを宣言する祭りこと「梅雨祭2023」に参加してきました。

ぎゅうぎゅうに詰まったフロア、AMEFURASSHIとRAM RIDERの相性の良さ、会場の一体感とダブルアンコールまで果てることのなかった盛り上がり、4人からもらった大切な言葉……書きたいことはたくさんたくさんありますが、まだ熱狂にあてられて感情の火照りが落ち着かないので、レポのようなものは上手くまとめられそうにありません。

その代わりに(???)、セトリの一部から私が感じた物語のことを書き留めておこうと思います。

想像力豊かなファンwとして、やっぱり私は私の感じたことを誰よりも大切にしてあげたいので。

 

 

さて、セトリの一部から私が受け取った物語の話をする前に、梅雨祭2023のセトリと、アメシャベ(https://www.youtube.com/live/_RB_VEgloB0?feature=share)で4人が話してくれたブロックごとのコンセプトを書いておきます。

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【1部】Endless RAIN

M1. Fly Out

M2. Rain Makers!!

M3. DROP DROP

M4. 雑踏の中で

M5. Lucky Number

M6. Blue

M7. Blow Your Mind

M8. One More Time

M9. UNDER THE RAIN

M10. MOI

M11. 轟音

M12. ALIVE

M13. Drama

M14. Magic of love

M15. Love is love

M16. Tongue Twister

E1. MICHI

E2. DISCO-TRAIN

E3. グラデーション

 

M1. Fly Out 〜 M3. DROP DROP→激しい雨

M4. 雑踏の中で 〜 M8. One More Time→雨の憂鬱な気分

M9. UNDER THE RAIN→祈り

M11. 轟音 〜 M12. ALIVE→雨が上がって梅雨が明ける

E3. グラデーション→1部と2部のセトリは繋がっている

 

【2部】Summer Night Party

M1. ARTIFICIAL GIRL

M2. Sneaker's Delight

M3. DISCO-TRAIN

M4. MICHI

M5. Batabata Morning

M6. SENSITIVE

M7. Magic of love

M8. Blow Your Mind

M9. 夏花火センチメンタル

M10. One More Time

M11. グラデーション

M12. Love is love

M13. Drama

M14. Tongue Twister

M15. メタモルフォーズ

M16. ALIVE

E1. Fly Out

E2. DROP DROP

E3. Staring at You

w encore:ALIVE

 

M1. ARTIFICIAL GIRL 〜 M4. MICHI→パーティーの始まり

M5. Batabata Morning 〜 M7. Magic of love→女性的、魅せる

M8. Blow Your Mind 〜 M11. グラデーション→夏っぽいエモさ

M12. Love is love 〜 M16. ALIVE→ナイトパーティー

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ここからの記述は「セトリの一部から私が感じた物語」にすぎないので、こういう感じ方をするオタクもいるんだ〜くらいに捉えてください。想像力豊かなファンwの自己満足なので。

 

【1部】“未来”から“現在”を振り返るOne More Time

M.4 雑踏の中で 〜 M.9 UNDER THE RAIN

「雑踏の中で」は2019年12月15日に初披露されたのを知っていることもあり、等身大の「少女」たちの「別れ」、そして「私がアメフラっシに出会う前の曲」という印象が強い楽曲でした。DJタイムが終わり、柔らかなライトに照らされる中、はなちゃんのダンスで始まる時間。やり場のない思いを抱えながら必死でもがく美しい4人。梅雨祭当日は私自身の環境の変化を歌詞に重ねてしまったこともあって、涙を止められないまま見つめていました。

その次が「Lucky Number」なのは意外に感じながらも、落ち着いたイントロで癒されたことを覚えています。涙はまだ乾ききってはいなかったけれど、微笑みながら同じ振付ができたことへの安堵感はとても優しいものでした。楽曲としては「雑踏の中で」よりぐんと大人びた、それでいてまだもう少しだけ背伸びをしている印象を受けました。

続く「Blue」で、これは「LOVE」を軸とした「少女から大人の女性への変化」を描いている物語なんだ……と思いました。「雑踏の中で」「Lucky Number」「Blue」……と楽曲のリリース順になっていることもあり、「Blue」の世界観を表現する4人は「Lucky Number」よりもさらに大人びて、しっとりとした雰囲気もよく似合っていました。それでも楽曲を通して漂う切なさからは、どこか目標とする大人に追いつきたいようなもどかしさも感じました。

そんなもどかしさが「Blow Your Mind」で開けたような感覚が本当に大好きで。もともと「Blow Your Mind」には「風を感じる」イメージを持っていたのですが、「Blue」との繋がりによって、このセトリでは「夜明けに吹く風」のイメージになったのが印象的でした。それと同時に、「夜明け」は「人生の転換期」みたいなものも表しているように感じて、「少女から大人の女性への変化」と現在の4人が重なった気がしました。TikTokでのバズりをきっかけに、数字でも今までとは明らかに異なる変化を感じられたのが「Blow Your Mind」のMVだったと記憶しているので。

そんなセトリに置かれた「One More Time」は、大人の女性になった「私」が「少し先の未来から現在の夏を振り返っている」ように思えました。甘酸っぱい思い出もほろ苦い思い出も全てが愛おしい、そんな気持ちで微笑みながら振り返ってくれているような。そして「LOVE」を軸とした「少女から大人の女性への変化」を描いている物語は、「Love is love」で幕を閉じるのだろうと思っていました。LOVEの多様性という、もっと先の未来を見つめて。

けれど、この物語は「UNDER THE RAIN」で幕を閉じました。

「One More Time」のサビの最後では、萌花ちゃんが1人ずつと手を合わせた後その手を胸元でぎゅっと握っていました。「UNDER THE RAIN」では3人が萌花ちゃんの腕に手を重ねているところから歌が始まります。その振付を見た瞬間に、確かな曲と曲の繋がりを感じました。そして私はここで初めて「雑踏の中で」〜「One More Time」は「LOVEの物語」ではなく「AMEFURASSHIの物語」だということに思い至りました。

4人で歩き出し、希望と「ずっと同じ場所で立ち止まっているのではないか」という不安を同じくらい抱えて、それでも不意に訪れたチャンスを離さず道を切り開き、始まった2023年の夏。そんな夏を振り返る「One More Time」。

そんな物語に思いを馳せてみたら、「雑踏の中で」〜「One More Time」が2023年冬に見ているAMEFURASSHIのドキュメンタリー映画のように感じられました。4人の始まりと、Fly Outした2023年の軌跡を振り返るドキュメンタリー映画

そして、エンドロールに流れる「UNDER THE RAIN」が「AMEFURASSHIの物語」であることの証というか、これからも歩みを止めないことへの「誓い」にも思えました。

2023年の夏はまだまだ始まったばかりですが、「One More Time」とともに振り返る思い出たちがどんなものになるのか、今から楽しみで仕方がありません。そして、2023年冬に「雑踏の中で」〜「UNDER THE RAIN」を聴いて湧き上がる感情と早く出会いたいなと思います。

 

 

【2部】“現在”から“過去”を振り返るOne More Time

M5. Batabata Morning 〜 M11. グラデーション

初めて聴いた「夏花火センチメンタル」はあまりにも可愛らしくて、でも確実に夏の終わりに向かっていることも感じられて。楽しさと切なさで少しぼんやりしてしまったことを覚えています。思い出そうとするとあたたかい光に包まれて全てがぼやけてしまうような、それでも「好きだ」という感覚だけははっきりしているような。そして何となく3B junior時代の楽曲だろうな……と察していたのも相まって、私が知らない思い出を見せてもらっているような気分にもなりました。

続く「One More Time」で、今ここで振り返っている「夏」は「過去」のものなんだ……ということが腑に落ちました。当たり前と言ってしまえばそうですが、私の知らない「夏」があって、これはそんな「いつかの夏の物語」なんだ、と。

それに気づいた時、かわいいのか大人っぽいのか、掴みにくくて不思議だな……と思っていた「Batabata Morning」「SENSITIVE」「Magic of love」という流れも、私の中で急に意味を持ち始めました。かわいくもあり大人っぽくもあることこそが、私が知らない夏の物語であることを裏付けているのではないか。「夏花火センチメンタル」に教えてもらった「私がアメフラっシに出会う前」に流れていた時間と、「One More Time」を聴きながら増していった「SENSITIVE」がこのセトリに置かれていることの納得感と。私はここでようやく10代の少女の不安定さ、揺れ動く気持ちが掴めたような気がしました。

そんな「いつかの夏の物語」をなぞるように聴き直してみると、「Blow Your Mind」が不意に表情を変えました。もともと「Blow Your Mind」には「風を感じる」イメージを持っていた……と前述しましたが、もう一つ「世界が開ける」というイメージもあると思っていて。「新しい世界に一歩踏み出す」ような「始まり」のイメージと言った方が近いでしょうか。ただ、何かが始まる時には何かが終わるように、この物語における「始まり」も「終わりをきちんと迎える」ための、「終わりをきちんと受け止める」ための「始まり」なのかなと感じました。いつまでも子どもではいられない、いられないけれども、子どもである今しかできないことを、「夏花火センチメンタル」が描くような思い出作りを始めたい。そして自らの意思で子ども時代を終えたい。そんな切なさも感じてしまいました。

それでも、「いつかの夏の物語」の最後に流れるのが「グラデーション」で本当によかった。「いつかの夏」は戻りたいだけの過去ではなく、現在の「私」にはその思い出も抱きしめて前に進む強さがあるんだと思えました。梅雨祭当日は1部の「雑踏の中で」と同じように私自身の環境の変化を歌詞に重ねてしまって、再び涙を止められないまま見つめるだけの時間になりましたが。

そんなことを考えていると、「いつかの夏の物語」もまた「AMEFURASSHIの物語」なのかもしれないと思いたくなりました。「グラデーション」の歌詞にあるような言葉を自分にもかけてあげてほしい。そしてキラキラしていたであろう過去が戻りたいだけのものではなく、未来に向かっていくための糧になっていると感じていてほしい。3B junior時代の楽曲を大切に見せてくれる4人に、そんな思いを抱いてしまいました。

 

これが「セトリの一部から私が感じた物語」です。当日のことを思い出しながら、セトリ順のプレイリストを聴きながら、時間をかけて感じたことをまとめたので何ならまとまってはいないのですが、今はこれでいいのかなと思います。

AMEFURASSHIを好きな時間がもっと長くなって、もっといろいろな思い出が増えた時、もっといろいろな言葉で表現できるようになった時、また梅雨祭2023と同じようにセトリに物語を感じたら、今度はもっと素敵な文章を書きたいと思います。それこそ、私が感じた物語と同じ情景が目の前に浮かぶような。

そんな目標みたいなものも胸に秘めながら、これからも私なりにAMEFURASSHIのライブを楽しんで、私なりに出来るだけたくさんのことを書き留めておきたいと思います。

 

最後に。

こういった文章を書くことでまた一つ新しい自分に出会えた気がするのは、常に新しいAMEFURASSHIを見せてくれる4人のおかげです。いつもありがとう。

言葉選びを褒めてもらった話

2023年6月11日。

生憎の雨模様となったイオンモール常滑で、私はAMEFURASSHIの市川優月ちゃん(以下「ゆづちゃん」と呼びます)に宝物みたいな言葉をもらいました。

その思い出と、もらった言葉を受けて改めて考えたことを書き留めておきたくて、上手くまとまらないながらもブログにしてみました。

ゆづちゃん、あなたがくれた言葉が、これまでの私もこれからの私も肯定してくれたこと、きっと忘れません。ありがとうね。

 

その日は特典会でどうしても「超特急のライブを見学した感想」を聞きたくて、めずらしくはなちゃんの列にもゆづちゃんの列にも並びました。

超特急とAMEFURASSHIをかけ持ちしているオタクとして、“私が”“直接”感想を聞いておきたい……というエゴでしかありませんでした(特典会を4人分回す余裕がありそうだな……という理由もありましたが)。

そして、ゆづちゃんに「超特急のB9行ってくれたのが嬉しくて……私、8号車なんだけど……」と話を切り出して返ってきたのは、「あれ?れーこちゃん???」という質問でした。

さらに、「えっ???そうです〜……」と戸惑いながら答えた私にゆづちゃんがくれたのが、

「いつもレポ見てる〜」

「何なら1番見てるかも?」

「言葉選びが柔らかくて好き」

という宝物みたいな言葉でした。

※レポには「言葉選びが柔らかくて」と書いていますが、実はあまりにも嬉しくて、ゆづちゃんがどんなニュアンスで言ってくれたかは曖昧にしか記憶していません。おそらく「言葉選びが優しくて」「言葉選びがやわくて」「言葉選びが柔らかくて」という言い方をしてくれていたと思います。

動揺しながらも、しっかり「え……???Twitter???」と確認し、ゆづちゃんがテンション高めに「そうそう!」と笑ってくれたので、ゆづちゃんにもTwitterを知られていることが分かりました。

その時のやり取りと、ちゃっかりB9の感想を聞いているレポはこちらから↓↓↓

https://twitter.com/kis_west_red/status/1667788053090533376?s=46&t=ieTOcKxNeqDEyTFdBO2lVA

特典券1枚で、20秒のお話し会でこんな宝物みたいな言葉をもらうなんて思ってもみなくて、愛来ちゃんの列に並びながらフォロワーに「ヤバい」「クールダウンしたい」と口走ったことを覚えています(でもツイートはしっかりした)。

それくらい動揺して、それくらい嬉しかったという事実は変わらないですが、それは「レポを見てもらえている」「Twitterを知ってもらえている」からではなく、「言葉選びを褒めてもらった」からです。

 

ここからは、「Twitterでレポを書く」ことについての私のスタンスみたいなものを少し書いておけたらと思います。

私はTwitterにレポを残しておきたい(まぁ実際は「レポみたいな感想みたいなものを垂れ流す」に近いですが)オタクです。それはライブでも特典会でも同じです。フォロワーはよく知ってくれていると思いますが、覚えていることはとにかくツイートしておきたいオタクです。現場があるたびにTLを荒らしてすみません。

では、なぜ残しておきたいかというと、それは「私が見たこと・聞いたこと・感じたことを自分の言葉で残しておきたい」からです。

そして、それがいつか自分を救うと知っているからです。実際に「この話をしてたのどのライブだっけ」「○年前ってどんな現場に行ってたっけ」「推しとの特典会を振り返りたいな」という時、自分のツイートを遡れば済むだけなのはとても助かります。

とても助かりますし、自分の言葉で残っているので、「この話をしてたライブ」「○年前の現場」「推しとの特典会」をすぐに鮮やかに思い出すことができます。「記憶の引き出しを開ける鍵」がいつも手のひらにあるような感覚です。

つまり、私のレポは「私の私による私のための備忘録」です。いつか自分を救うための、「忘れたくないこと」「思い出したいこと」の寄せ集めです。なので、基本的には「誰かのために」とか「誰かに見てほしい」みたいな気持ちは強くありません(全くないと言い切ってしまうと嘘になりますが)。

ただ、「私の私による私のための備忘録」を見た誰かが、「私もそこ好きだった!」とか「そんなことがあったんだ!」っていいねしてくれるのはとても嬉しいと思います。私の言葉で、その日ステージに立ったりオタクと接したりした「推し」や「推しグループの子」の素敵なところが1人でも多くの誰かに伝わるのは、本当に嬉しいことです。

だからこそ私は「私の私による私のための備忘録」だけれども、なるべく誤解を生まないように、誤字脱字がなく、自然な日本語で、限られた文字数の中でも伝わりやすいような言葉選びを心がけているつもりです。

これは昨年の梅雨祭後に妹ぴと飲みながら語ったことを整理した時のTwitterの下書きなんですが、

「イラストが描けるオタクではないから、「笑った」ではなく「優しく微笑んだ」「泣きそうな顔で笑った」「不敵な笑みを浮かべた」を区別して書かないといけない」

んですよね。文字情報ってそういうことだと思います。

そんな下書きも踏まえると、ゆづちゃんの「言葉選びが柔らかくて好き」は、これまでの私もこれからの私も肯定してくれるような言葉だったなと思います。「私の私による私のための備忘録」だけれども、それなりのこだわりは持っているので。

そして同時に、今まで「いつもレポ見てる」と言ってくれたり、記憶力とか言葉選びを褒めてくれたフォロワーが思い浮かんだりもして、「私の私による私のための備忘録」でも、見ている誰かがいてくれることは本当にありがたいなと思いました。いつもありがとうね、フォロワー。

 

これからも私は「私の私による私のための備忘録」をTwitterに垂れ流すオタクにすぎません。それでも、ゆづちゃんにもらった宝物みたいな言葉を抱きしめながら、自分らしく、自分がそうしたいと思うことを続けていられそうです。

「絵が描けるオタクのことは心の底から羨ましいけれど、だからと言って私自身が絵を描けるようになりたいかと聞かれたらそれは微妙な問題で、その部分を頑張るくらいならもっと記憶力と語彙力をバチバチに強化したいと思う」

Twitterの下書きに残していた私も、きっと笑えていると思います。

ゆづちゃん、本当にありがとうね。

 

P.S.

みんなにではなく誰かに届いてくれたらと思いながらも、私はまだ「ゆづちゃんの憂いを帯びた表情の良さ」を表せる語彙を獲得できずにいるのだった

という下書きをTwitterに残した1年前の私へ。

未だそのような語彙を獲得できていません。精進します。

初めて赤以外のペンライトも振った話

何かこう、記念に残しておきたいな〜!と思っただけなので、別に深い話はないです。

新世界-NEW WORLD-、良いライブだったねぇ……というだけの記録です。

※2022年12月30日に書きかけていたものです

※2023年6月4日にざっくり加筆修正しました

 

 

2022年12月25日の大阪城ホールで、私は初めて赤以外のペンライトも振りました。右手に赤を2本、左手にチャコールとオレンジを1本ずつ持って。

超特急を好きになってからずーっと赤のペンライトしか振ったことがなく、その上右手と左手に1本ずつしか持たない人だったので、8号車7年目にして実は片手2本持ちすら不慣れという……。

それでも、何だか幸せでした。「好き」が増えたことがはっきり分かるような気がして。

 

 

さて。

当日の話をする前に少しだけ、チャコールとオレンジのペンライトを振るに至った経緯をお話させてください(すっ飛ばしても大丈夫です)(むしろすっ飛ばしてもろて)。

 

まずはハルくん。

8/8に生中継を見ながら、14号車が発表された瞬間に思わず「すみません、推しが超特急に入りました」とツイートしてしまうくらいには、ハルくんのことが好きでした。

BATTLE BOYS時代から知っていて、それでも圧倒的な推しは別にいて。だからこれ!という思い出はないんですが、特典会前に目が合うとにこにこと手を振ってくれたあと少し照れたように笑っちゃうのが印象的な子でした。それから意外と低い歌声と、しっかりがっつり踊れるところ。あと顔がすげー好き。

それでも推しの卒業をきっかけに推すにはあまりにも苦しくて。「知ってるんだけど、気になってるんだけど、好きなんだけど、会いに行きたいんだけど、推しきれない」、そんなふわふわした状態のまま、いつかはね……なんて思いながら、どんどんいろんなことに選ばれていろんなステージに立つのを見ていました。

そんな彼がまさか14号車として目の前に現れるとは思ってもみなくて(これはちょっとだけ嘘かも。後出しジャンケンだけど、超特急募の映像を見て「めちゃくちゃ跳ねてる子、悠くんっぽいな〜」と思ったことがあったので)、私としては「ようやく推せるんだ」「推していいんだ」という気持ちもありました。

超特急を選んでくれて、超特急に選ばれてくれてありがとうね。

 

次にしゅーくん。

思い返せば、8/8の生中継を見ている時は「知ってる子だ!?(アロハくん)」からの「好きな子だ!?(ハルくん)」だったので、実はあんまり印象に残っていなくて。バックボーカルとしてめちゃくちゃ素敵な言葉をくれていたのにね。それでも「ユーキさんとハルくんがシンメじゃん!」「ハルくんがセンターじゃん!」って思いながら、耳に届く歌声に違和感は覚えなかった記憶があります。

そして8月11日のインスタライブを見た時に超特急のメンバーとして好きだな……とは思ったんです。「シューヤくん大切」が「タカシくん大切」の対概念でしかなかったとしても、確実にその気持ちはありました。あと「ペンラじゃなくて春巻き振ろうか?」ってコメントを見て笑ってくれたのがかわいくて。

そんな感じで「好きなのかな〜」「好きなんじゃないかな〜」をふらふらしながら、トドメは「きみとシンギュラリティ」を聴いた瞬間に訪れました。ペンラを振りたい、捧げたい。楽曲が好きとかそういうことを超えてそれだけを感じました。ボーカルのオタクってこうして生まれるんですね。

超特急で歌いたいと思ってくれてありがとうね。

 

 

そんなこんなで推しが増え、迷うことなく事前通販で赤とチャコールとオレンジのペンライトを購入し、迷うことなく購入したくせに2日前の夜になって「赤とチャコールとオレンジのペンラを持ってもいいのかしら……」のテンションになったかと思えば、翌日に「走れ!!!!超特急聴いてたら、この歌詞でチャコールのペンラを捧げられるなんて幸せじゃん…………」と悟ったりして、私は新世界-NEW WORLD-を迎えました。

 

12/24はお留守番組だったので、ペンライトは手元に用意したものの光らせないという謎のこだわりで生中継を見ていました。

なので冒頭にも書いた通り、本当に「2022年12月25日の大阪城ホールで、私は初めて赤以外のペンライトも振った」んです。

宇宙ドライブのリリイベに行った時よりもいい意味でどこを見たらいいのか分からなくなりながら、そもそもライブが始まった直後に某「衣装脱ぎ過ぎ事件」が起こったのでとある推しから目が離せなくなりながら、それでもMC中に「ペンラの色もステージからだと違いがはっきり分かるんだよ!」って「ブラウンとオレンジ」「白とチャコール」を比べる時に振れるペンライトがあることが嬉しくて楽しかったことを覚えています。

そして「颯爽とハローマイラヴ」のしゅーくんのラップで自然とチャコールのペンライトを持つ手が動いたり、バッタマンで「ハルー!出番だー!」の気持ちを込めてオレンジのペンライトを捧げられたことが本当に幸せでした。

何よりも、(特にトロッコで近くまで来てくれた時に)あなたのことを応援しているオタクがここにいます!!!って出来たことが嬉しかった。

やっぱり私にとってペンライトを持つことの意味はとてもとても大きいものでした。

これからは、右手に赤を2本、左手にチャコールとオレンジを1本ずつ持って、3色光らせることにも自信を持って、ライブを楽しめそうです。

 

新しい「好き」と「楽しい」と「幸せ」を教えてくれてありがとう。これからもよろしくね。

AMEFURASSHIは未来だ(春ツに行った話)

AMEFURASSHIの春ツアー“Spring”の大阪公演と名古屋公演に行ってきました。

昨年のFALL IN LOVE TOUR 2022を通して「見せる/魅せる」ライブから「楽しむ」ライブへと成長中のAMEFURASSHIですが、Springでもそこは変わらず、むしろ「一緒に楽しむ」ことにおいてはまた大きな成長を見せてくれたようなライブでした。

そして、私が2022年末に書き残した

“「成長」を通して「未来」を感じさせてくれるグループ。それが2022年のAMEFURASSHIの印象です。”

という気持ちに対するANSWER以上のものを見せてもらったようなライブでした。

 


ここから印象的だった楽曲について少しずつまとめておけたらと思います。自己満足でしかない「うれしい!たのしい!だいすき!」の寄せ集めであって、丁寧なレポとかではないです。ご了承ください。

 

♪ARTIFICIAL GIRL

初めてアルバムをフルで聴いた時、イントロの感想として「新しい世界が始まる音だ……」とつぶやいた楽曲。春ツアーの幕開けを飾るのにぴったりだったのでは?と思います(まぁAME6は華麗に外しましたが)。

みんなでG!を作ったり、かなり初期から「一緒に踊れて楽しいね!」という楽曲ではありましたが、まさか一緒に出来る振付を新しく持ってくるとは思いませんでした。「この楽曲、まだまだ一緒に楽しめる方向へ進化するんだ……!」という驚きと、何とも言い表せない感動をまだ覚えています。

まさに「一緒に楽しむ」ツアーを象徴する楽曲の一つになったのではないでしょうか。

 

♪Fly Out

ほら!今のAMEFURASSHIから目を離さないで!という気迫を感じるので、Fly Outが1曲目にくるのも好きです。大阪2部と名古屋1部がそうでしたね。

楽曲としてはNEW FACEですが、もう安定して1曲目ポジにいるのがすごい。改めて楽曲の強さ、そしてそんな楽曲も似合うAMEFURASSHIの強さを感じることができるなんて、たまらないです。

「一緒に楽しむ」ツアーの中でも、かっこいい曲はかっこよく、魅せるところは魅せる。今までの積み重ねでそういったメリハリをつけられるようになったのも最高だな〜!と思います。あと、Fly Out→Love is loveの流れが好きすぎるので、今後ともよろしくお願いしますね。

ただ、撮可曲にならなかったことだけはちょっぴり根に持っています。ふぉろわ〜がFly Outで撮ったバチバチのお写真やバチバチの推しカメラ、見たかったなぁ(他力本願)。

 

DROP DROP

これはもう名古屋公演の話をするしかないんですが。

私にとっては、「DROP DROPで沼落ちしたオタクだけど、DROP DROPの安定感も好きだけど、DROP DROPがセトリ漏れする瞬間も楽しみなんですよね、ここ最近の楽曲の強さを見てると」なんて言えてしまう楽曲。名古屋1部が終わって「楽しかった〜!……そういえばDROP DROPやってないね!?」って気づいた瞬間の喜びと言ったらなかったです。ライブを重ねる毎にギアを上げてきたDROP DROPがなくても、これだけ満足感と達成感のあるライブを浴びることができたという喜び。

そして名古屋2部の1曲目にガツンとぶつけられるDROP DROP。そうそう!やっぱりこれですよ!ライブ一発目のDROP DROPからしか得られない高揚感ってあるんですよ!!!になりました。

この高揚感を狙ったセトリだったのかどうかは分かりませんが、名古屋1部も2部も入ったが故にDROP DROPに好き増ししたオタクがここにいます。これからも定期的にセトリ漏れしてほしいですね(ん?)。

 

♪MICHI

今回は「フリーなところを増やした」とのこと、それが「一緒に楽しむ」ことに上手く繋がっていたな〜と思います。大阪1部のARTIFICIAL GIRLで感じた「まだまだ一緒に楽しめる方向へ進化する」という感覚もそうですが、MICHIは今までにもフリーなところがあった分だけ「変幻自在になった」という感覚の方が近いかもしれません。

が、あの、MICHIでもあいらもえかタイムがあるなんて聞いてないんですよ。こちとらDramaのあいらもえかタイム(もとい、あいらもえかチャンス)しか把握してないんですよ。困りますよ、急なあいらもえかタイムは。

今後もMICHIはこういう感じなんですか?それとも気まぐれにフリーなところを増やすんですか?私はMICHIでもあいらもえかタイムに身構えながら踊らないといけないんですか???(知らん)

ちなみに、大阪2部→お互いのお腹をつんつん(萌花ちゃんの方がやや積極的に)、名古屋1部→萌花ちゃんが両手を頭にそえてウサギさんする(反応に困る愛来ちゃん)、です。

 

♪メタモルフォーズ

やっぱり大阪2部でジャンプしてる時に「お仕事お疲れ様〜〜〜!!!」って愛来ちゃんに言ってもらえたのが、今思い出しても沁みますね。

平日の地方公演だからか、1部も2部も「来てくれてありがとう」をいつも以上に言ってくれた気がしていて。特に2部で「お仕事を休んだり、学校やお仕事帰りだったり、そうやって会いに来てくれるのが嬉しい」って言ってくれたのが、ちゃんと言葉にして伝えてくれる丁寧さと優しさが本当に大好きです。

お仕事帰りに来れたオタクはたまらないだろうな〜!と思いながらジャンプするメタモルフォーズは、いつもとは一味違う楽しさがありました(まぁ私はその日お仕事を休んでる地方民なんだけども)。

あと、ジャンプしてる時にはなちゃんから縄跳びの輪が広がっていったのもかわいかったですね。そして東京公演で集大成(とは?)を見せることが出来たみたいですね。アメフラちゃんって本当にかわいい(1度目)。

 

♪DISCO-TRAIN

終盤からアンコールにかけての盛り上がりを支える楽曲、と言っても過言ではないDISCO-TRAINの安定感も好きです。だからこそ名古屋2部で踊り狂えなかったのはちょっぴり悔しかったですね……(なので、ホテルでタイの映像を流して踊り狂いました)。

印象的だったのは、大阪2部でゆづちゃんの見せ場がくる直前に愛来ちゃんが「ぽっぽー!」って言い出して、電車ごっこが始まったこと。そこ、崩してもいいんだ!?と驚きつつ、DISCO-TRAINにも無限の可能性を感じました。

ゆづちゃんが投げるのをミスった帽子を萌花ちゃんが拾って、初めて被った!ってにこにこしてるのもよかったです。帽子がぶかぶかだったのも印象的でした(あまりにもかわいくて)。

 

♪Staring at You

「君と私の曲」だと思っているし、「推しのためにあるような素敵な言葉たちが詰め込まれた歌詞を推しが歌っている……ってところが本当に推せる」楽曲であることは大前提として。

イントロのわちゃわちゃが大好物なんですけど、やっぱりFILT横浜2部の肉まんもぐもぐタイムを思い出させる、Spring大阪2部のたこ焼きもぐもぐタイムが衝撃的でした。ステージ上ってご飯食べてもいいんですね(?)。Staring at Youのイントロ、地方公演の時はご当地グルメもぐもぐタイムにしてしまえばいいと思っています。食べ物が絡むとどうしてあんなにも「かわいい」が生まれるんでしょう。アメフラちゃんって本当にかわいい(2度目)。もぐもぐタイムからしか生まれない「かわいい」、もっと欲しい。

でも、名古屋2部で見たはなちゃんの側転がめちゃくちゃ綺麗だったので、それもまた見たいですね……。そういう時間でもいいです(とは?)。

 

♪Batabata Morning

♪Sneaker's Delight

シンプルに今回のツアーで好き増しした2曲です。

Batabata Morningは歌詞に合わせた細かい振付が本当にかわいくて、何回見ても「全部見たい!!!目が足りない!!!」状態になるのが幸せとも言えます。くるくる変わる表情も本当にかわいい。見るたびに歌詞や振付やフォーメーションや表情に、新しい発見をするんだと思います。それはそうとして早めに引きの定点カメラ映像をください。そして私ははなちゃんの弾ける笑顔で涙が溢れるオタクになってしまいました。困ってはないんですけどね。

Sneaker's DelightはFILTで一目惚れして、デニム衣装でも見たい!と思っていたので、Spring大阪2部で再会できた時は本当に嬉しかったです。今回は衣装が翻らないことに少し物足りなさも感じましたが、サビ前の愛来ちゃんのダンスがあまりにも良くて涙が止まらないオタクになってしまいました。手足の長さが映える振付を美しく踊りこなす愛来ちゃんが目の前にいる幸せを思い出して、また泣きそうになっているくらいです。

……はい、訂正します。シンプルに今回のツアーで涙腺がやられた2曲ですね。

 

♪梅雨前線、停滞中

♪アイストーリー

Snow drop

はなちゃんのソロダンスも含めて、大阪と名古屋の全4公演に来た人へのちょっとした特典というか、そういったものをもらった気持ちになりました。

大阪1部で「梅雨前線、停滞中」を見た時は「ゆづちゃん推しさん、嬉しいだろうなぁ……」と思ってほろほろ泣いたし、大阪2部の「雑踏の中で」前のはなちゃんのソロダンスは夢みたいに美しくて素敵でした。

そんな“良い”ものを見せてもらったのに、名古屋で愛来ちゃんのソロ曲と萌花ちゃんのソロ曲を聴く心づもりが全く出来ていなかったので、名古屋1部で謎に戸惑った記憶があります(名古屋2部はAME6のヒントが出てたのでさすがにもう少し落ち着いていましたが)。「アイストーリー」は「ここでも披露してくれるんだね、ありがとう」の気持ちで受け取っていました。生誕祭に行けなかったオタクを救ってくれてありがとう。

そして「Snow drop」は「こんなに早く再会できるなんて思ってなかったよ、ありがとう」の気持ちで見ていました。あの日は「素敵な曲だな〜誰の曲をカバーしたんだろう…………萌花ちゃんの最新のソロ曲なんですか!?」の気持ちが強すぎたので、改めて「萌花ちゃんの最新のソロ曲、素敵な曲だな〜」と思いながら聴けたのは本当に嬉しかったです。

言葉として適切かは分かりませんが、東京公演こそ行けなかったもののしっかりと地方公演に行ったご褒美みたいな、そんなソロパートでした。

 

♪STATEMENT

ここまで「一緒に楽しむ」ツアーという軸をもとに話をしてきましたが、Springは「5周年に向けての覚悟」が込められたツアーでもありました。名古屋2部のSTATEMENTは、その想いが歌声によく現れていた気がします。

4人それぞれにしっかりと力強く前を向くような声が出ていて、それは単純に「歌が上手くなった」ということではなく、「歌に気持ちがのせられる瞬間を見た」としか言い表せないものを見せてもらいました。

AMEFURASSHIとして過ごす時間を重ねる毎に、「このまま終わるもんか」という声明に込められる想いは変わっていく。Springでの「このまま終わるもんか」は、見えそうな未来を確実に掴み取るための覚悟だった気がしています。今まででいちばん前向きな「このまま終わるもんか」が見せてくれる未来を、心から楽しみにしています。

(Snow dropも見ることができたし迷いに迷ったけど、感想を伝えるボードに「STATEMENTが特に最高でした!」って書いて、お見送り会で愛来ちゃんがそうだよね!!!って顔をしてくれたのも、嬉しかったなぁ……)

 

 

「見せる/魅せる」という土台を固めてきたからこそ、そこに「楽しむ」を載せることができます(そうでないと「自分たちだけで楽しんでいる」で終わってしまうので)。そこからもう一歩進んだのが今回の「一緒に楽しむ」なのかなと思っています。

「一緒に楽しむ」ことって結構難しくて、「自分たちが誰よりも楽しまないといけない」し、でも「自分たちだけが楽しめればいい」わけでもない。「自分たちが楽しいからみんなも楽しい!」というのは本当に絶妙なバランスで成り立っているのだと感じます。

それでも、そんな絶妙なバランスを模索しながら「一緒に楽しむ」ライブを作り上げてくれたAMEFURASSHI(4人だけではなくスタッフさんや支えてくださる方々も含めて)(つまり「チームAMEFURASSHI」ということですね)には頭が上がりません。これからも、ひとつよろしくどうぞお願いしたいです。

そして、「自分たちが楽しいからみんなも楽しい!」というのは必ず「まだAMEFURASSHIを知らない人」「初めてAMEFURASSHIを見る人」にも伝わって広がっていきます。「自分たちが楽しいからみんなも楽しい!」の「みんな」は着実に増えていく。

そんな未来が見えるからこそ、「いろんなフェスに出てほしい、たくさんの人にAMEFURASSHIと出会ってほしい」「AMEFURASSHIに出会った人たちともっと大きな会場で楽しみたい」という夢も生まれるんだと思います。萌花ちゃんの「この素敵な空間をもっとたくさんの人に知ってほしい」「この輪が広がってほしい」という想いも叶うはず。いや、叶うと信じています。

 

「一緒に楽しむ」という武器を携えたAMEFURASSHIは、2023年、いったいどこまでFly Outしていくのでしょうか。きっと私が予想もしない未来に連れて行ってくれるんだという気持ちが強くなるばかりです。そんな気持ちにさせてくれるAMEFURASSHIが本当に大好きです。

 

2022年末の私が夢見た未来に立ち、その先の未来を夢見ることができる幸せに感謝して。

どのもえかちゃんも好き!(推しの生誕祭に行った話)

2023年2月11日(土)

『♪21st Moeka PULLPULLPULLLIVE♪』どのもえかが好き? 

に行ってきました。

“多幸感”を超える表現を探してしまうくらい、素敵で幸せなライブでした。

セトリ⛄️🤍🎶は推しが丁寧にまとめてくれているので(https://twitter.com/amefura_moeka/status/1624418615536783363?s=46&t=xZjBff2YoZxLe7kbRKXMQg)、私はセトリを振り返りながら、刺さった歌詞と感じたことでも書き残しておこうかなと思います(歌詞で曲を聴くタイプなので)。

 

 

可愛くてごめん/HoneyWorks

Twitterに『かわいい衣装を着たかわいい萌花ちゃんが「可愛くてごめん」を1曲目に持ってくるの、しかも1人でやり切るの、あまりにも説得力がありすぎてもはや宣戦布告じゃない???』って下書きがあった。怖い。

そんな下書きはともかく、「可愛くてごめん」は萌花ちゃんのための曲だと思ってるオタクだから、解釈一致なんて言葉も出てこないくらいとにかく嬉しかったですね。そして今じっくり思い返すと「全力でかわいく踊ってしっかり歌が上手い」のってすごいな……。

私はというと「生まれてきてくれてありがとう」「努力しててえらいね」「この時代を生きてくれてありがとう」「自分磨きしててえらいね」……って、サビでだいたい号泣しててごめんって感じでした(でも振りコピはした)。

「自分の味方は自分でありたい」「一番大切にしてあげたい」「理不尽な我慢はさせたくない」、萌花ちゃんがそう生きられる世界であってほしいと願わずにはいられない1曲目でした。自分のために人生楽しもうね!(重すぎるっつーの)

 

CLAP CLAP/NiziU

バレンタイン・キッス」でかわいい萌花ちゃんを記憶だけじゃなく記録にも残させてくれて、「snow poppins」で一緒にやってね〜ってにこにこしながら振付を教えてくれる萌花ちゃんの優しい声にまた泣いて、4人が揃うBatabata Morningがとにかくかわいくてかわいくて。そこから一気に会場の空気を変えた「CLAP CLAP」はほんとうに衝撃的というか、ちょっとズルいくらいのかっこよさでした。

「今のAMEFURASSHIっぽさがあるアイドル曲も見せたいと思って」選曲したの、アイドルパートでかわいい!だけじゃなくかっこいい!も見せてくれるの、どうしたって好きと信頼しかない。

そしてBatabata Morning/AMEFURASSHI→CLAP CLAP/NiziUの繋ぎがあまりにも自然すぎて、改めてAMEFURASSHI楽曲の強さも見せつけられたってことに今気づきました。そりゃFly Outがハルくんとカイさんに刺さるわけだわ(しれっと雨特急の話するのやめてください)。

 

Blue Moon/NiziU

実は歌詞を確認するまで泣いたこと以外あんまり思い出せなかったんだけど、「初めてわかったよ 一緒に過ごせる冬はこんなにあたたかいのね」で会場を包んでいた優しい光まで含めて思い出したというか思い出し泣きしちゃいました。去年の生誕祭はお仕事の都合で行けなかったから、勝手に(一緒に過ごせる冬、初めてじゃん…………)の気持ちになってぼろぼろ泣いたんだった。

初めて一緒に同じ時間を過ごせた生誕祭、萌花ちゃんのあたたかさをたくさん受け取れてほんとうに幸せでした。「みんなの歌声が聴けるからファンの人嬉しいかな〜」って理由も愛でしかなくて大好きです、ありがとうね。

 

スマイル/森七菜

「いつでもスマイルしててね」「かわいくスマイルしててね」って歌いかけてくれる萌花ちゃんに、その言葉も気持ちもそっくりそのままお返ししたい。

あと、生誕祭が終わってからなんとなく(smileって歌詞がたくさん出てきた気がする……)と思ってたんだけど、やっぱり「ホントはね 笑う声 聞きたいだけなんだ」とか「Wherever you are I always make you smile」って歌ってくれてたんだなぁ。たまたまかもしれないけど、「お互いに笑っていられること」が大切にしたいことの1つなのかな……って気持ちでいます。

 

恋だろ/wacci

しっとりと力強くアコギで弾き語りする萌花ちゃんを生で見るのは初めてだったんだけど、この選曲は意外なようで不思議としっくりくるものだったのかもしれない……と今になって思います。そういえば萌花ちゃんが男性ボーカルの恋愛ソングを歌うの、めちゃくちゃに好きでした。

私の萌花ちゃんへの好き!は恋みたいな恋ではないものだけど、そんな好き!を肯定してもらったような気持ちに包まれながら萌花ちゃんの弾き語りに心を委ねるのは、ほんとうに贅沢な時間でした。明日もただ君が好き。それでいいんだよね。

 

キミみたく/本人作詞作曲

今回の生誕祭で、高校生の萌花ちゃんが作詞作曲したこの曲を持ってきてくれたことに大きな意味があると勝手に思っているオタクです。当時のことを知らないのに勝手に重ねちゃってごめんね。

生誕祭前日のブログ(https://lineblog.me/amefurashi/archives/3145223.html)にも書いてくれてたし、21歳の抱負としてもお話してくれたけど、

「今までマイナスに考えることが多かったけど、自分が置かれている現実をしっかり見た上で、マイナスに捉えていたことを楽しく捉えられるようにして、いろいろなことに挑戦したい」

って言葉は、「キミみたく」に詰め込んだ感情とも付き合っていく覚悟ができたからこそ出てきたものなのかな……なんて思っています。

そういえば、1月末の配信でも生誕祭に向けて「どうしよう、どうしよう……ってなってるだけのことが多かった」「けど、今は“どうしよう……って思ってても当日は来る”って気持ちを切り替えられるようになった」「ちょっとだけ成長した」って話してくれてたね。

そんな21歳の萌花ちゃんが歌う「キミみたいになりたい」「けどキミみたくなれない」「私は私、キミはキミでしかない」「それでも隣にいたい」って言葉を聞いて、“切実”な想いってこういうことなんだ……と思ったし、改めて21歳の抱負と重ねると、そう感じていた日々をここに置いていくのではなくこれからも抱きしめていくんだな……と思えて、やっぱり萌花ちゃんらしい歌詞だなと思ったのでした。

 

グッドな音楽を/ねぐせ。

アンコール1曲目にエレキをかき鳴らしながら「ホットでグッドな音楽を歌い続けてみたらいい」「落ち込んでいるとき真っ当に向き合えるものはこれしかない!」って歌い上げられたら泣いちゃうでしょうが。

「音楽にはそんな力がある」とすれば、そんな音楽を届けてくれる萌花ちゃんにもそんな力があるんですよ。萌花ちゃん自身がそう信じてこれからも歌い続けてくれると嬉しいな。私、やっぱり萌花ちゃんの歌声が好きなんだなぁ。

 

グロウアップ・マイ・ハート/アメフラっシ

当日はとにかく「萌花ちゃんが演奏するエレキとグロウアップ・マイ・ハートってめちゃくちゃ相性いいのね!楽しい!!!」って感想でしかなかったんだけど、21歳の抱負とか、歌詞とか、このブログを書くにあたっていろいろなことを噛みしめてたらまた泣いちゃいました。

2月11日の「グロウアップ・マイ・ハート」は21歳の萌花ちゃんの決意表明だったんだと、そう思っていてもいいよね。

 

 

萌花ちゃんが伝えたかったことを全てちゃんと受け止められたのかは分からないけど、私なりに素敵なものをたくさんたくさん受け取った気持ちでいます。

いろんなことを頑張るいろんな萌花ちゃんがいて、その全てを見せたいと思ってくれるなんて、こんな幸せがあってもいいのかなぁ。いいんだよね、きっと。

萌花ちゃんの「楽しいや幸せを共感しましょう」という言葉通り、一緒に過ごせる楽しい時間や幸せな時間がたくさんたくさんある1年になることを祈っています。

そして「自分が置かれている現実をしっかり見た上で、マイナスに捉えていたことを楽しく捉えられるようにして、いろいろなことに挑戦」する萌花ちゃんを楽しみにしています。

この1年は振り返った時に「頑張ったな」「素敵だったな」って思える1年になるよ。そんなあたたかくて力強い期待に満たされるような生誕祭でした。

 

 

最後に。DISH//の「僕らが強く。」より。

笑ってたいんじゃなくてね、笑い合ってたいのだ。今までも、そしてこれからも。

 

 

 

P.S.

萌花ちゃんへ

Snow drop」、とても素敵なソロ曲でしたね。

またどこかで披露してくれることを楽しみにしています。が、とりあえず歌詞をいただけると助かります。

歌詞で曲を聴くタイプより