推しにお手紙を読んだ話

2023年10月15日。ららぽーと立川立飛で行われた5周年記念フリーライブツアー<Meet The AMEFURASSHI!!>の特典会で、推しにお手紙を読んできました。

※推し→愛来ちゃん、萌花ちゃん

(あいらもえかチャンスが大好物のあいらもえか推しです、よろしくお願いします)

個別お話し会の時間を使ってお手紙を読む……というのをずーっとやってみたくて、10月16日で初めて会ってからちょうど2年になるのと、もうこんな時間をとれる機会はないだろう(最後のチャンスになるだろう)……という思いで、お手紙を書いてみることにしました。

ただ、本当に「個別お話し会の時間を使ってお手紙を読む」というのをやっていいものか?という不安もあったので、前日の特典会で萌花ちゃんに「お話し会でお手紙読みたいな……って思うんだけど、大丈夫?」と確認しておきました。「うん!嬉しい!楽しみにしてる!」とのお返事をもらえたので、そこで「10月15日のお話し会でお手紙を読むんだ」という気持ちを固めることができたと思います。前振りって大事。

ちなみに数日前から特典券3枚分の時間(45秒ほど)に収まる文章を練り、前日には時間を測りながら読む練習を繰り返していました。推しへの思いが高まりすぎて泣かずに読めたことが一度もなかったので、また別の不安はあったのですが(←ここ、笑うところです)。

 

当日は「とにかく時間内に読み切る!」ことに必死で、早口&少し上ずった声で話しながら、とりあえず「泣かない!」という目標は達成することができました。愛来ちゃんがぶつけてくれた「もう、大好き!!!」という感情も、必死でお手紙を読む私を見た萌花ちゃんの「かわいいw」も、愛来ちゃんのキラッキラな瞳も、萌花ちゃんの優しい微笑みも、全部忘れられそうにありません。

Twitter(現X)に流したレポはこちらから↓

愛来ちゃん→https://x.com/kis_west_red/status/1713513838719684938?s=46&t=ieTOcKxNeqDEyTFdBO2lVA

萌花ちゃん→https://x.com/kis_west_red/status/1713514988579786767?s=46&t=ieTOcKxNeqDEyTFdBO2lVA

そして、「お手紙読んできました……!」ってふぉろわ〜に報告したら「目の前で読むなんて結婚式くらいだよね」って言われたことも、忘れられそうにありません。

ずーっとやってみたかったことができて本当によかった。推し、付き合ってくれてありがとうね。

 

さて、ここからは「特典会で推しにお手紙を読むのはいいぞ!」という話……ではなく、お手紙を読みながら・読んだことを振り返りながら整理した、言葉選びの話を少しだけ書き残しておきたいと思います。

 

①希望の話

愛来ちゃんへのお手紙に「愛来ちゃんが愛来ちゃんでいてくれることが、私の希望です。」という一文を書いていました。ただ、文章を練っている時もお手紙を清書している時も、「希望です」という言い回しだけがどうしてもしっくりこなくて。たしかに「愛来ちゃんが愛来ちゃんでいてくれること」は「明るい未来を感じられる」という意味で「希望」なのだけれど、果たしてその意味のまま伝わるのだろうか。「“私が思い描く理想の”愛来ちゃんでいてくれること」を「“自分勝手に”望む」という意味も含んでしまわないだろうか。そう思いながら納得のいく言い回しが出てこなくて、お手紙には「愛来ちゃんが愛来ちゃんでいてくれることが、私の希望です。」という一文が残っています。

でも、特典会で愛来ちゃんを目の前にしてお手紙を読んでいる時、私は「愛来ちゃんが愛来ちゃんでいてくれることが、私の幸せです。」と口にしていました。どう伝わったかは分からないけれど、きっと私の中では「どんな愛来ちゃんも好き」という気持ちが「幸せ」という言葉になったんじゃないかなと思います。決して変化や進化を望まないわけではなく、その時々の愛来ちゃんらしさを見せてほしい。これからも、「愛来ちゃんが愛来ちゃんでいてくれること」そのままの幸せを感じられる私でありたいと思っています。

 

②勇気の話

萌花ちゃんへのお手紙に「この2年間、萌花ちゃんの可愛らしさや、優しい笑顔や、あたたかい歌声や言葉に数え切れないほどの勇気をもらってきました。」という一文を書きました。何に勇気をもらったか……という部分には悩んだ記憶がありますが、「元気」ではなく「勇気」をもらってきたと書くことに迷いはなかったと思います。

そのことがお手紙を読んでから、「勇気をもらってきました」と読む時に涙をこらえたことを思い出しながらじわじわと私の中に落とし込まれたのがとても興味深くて。「明日の朝起きる」ための、「家を出て職場に向かう」ための、その日を乗り越えるための元気も必要なんだと思います。だけれど、そうではなく「自分の生活を続けていく」ために、「人生を進めていく」ために必要なのは勇気で。私はそういったものを推したちからもらっているんだと、改めて気づかされました。好きになることができる“人生”で本当によかったよ。

 

45秒ほどで読み切れるだけのお手紙の中にも、私なりの言葉選びがあって、読むことで書くことで見えてくる考え方があって。「個別お話し会の時間を使ってお手紙を読む」ことには「ずーっとやってみたかったこと」以上のものをもらったのかもしれません。本当に素敵な機会をありがとうございました。

 

最後に。

出会ってくれてありがとう。これからも幸せな時間をたくさん重ねていきましょう。

愛をこめて。

萌花ちゃんと愛来ちゃんのオタクより。