誰かに求められている自分

泣きながらこの文章を書いています。

そのきっかけは「プロチチ」というマンガの4育目でした。(今ならLINEマンガで1巻無料です、ぜひ読んでみてください)

 

 

さて、なぜ泣いてしまったのか。それは「誰かに求められている自分」に気づけたからです。

私は自己肯定感がかなり低い、という自覚があります。部活などでリーダーシップをとる立場になることも多かったのですが、自分に自信がないため「私の代わりなんかいくらでもいる」という思考に陥ることも多く、それなりに苦しんできました。性格的に「誰かに必要とされている自分」を上手く思い描けないタイプでした。

それは恋人との関係でも同じです。わりと淡白なお付き合いをしているので、やはり「本当に恋人に必要とされているのか」と不安になることもしょっちゅうで、しかもその気持ちを抱え込んでしまうという面倒な性格をしています。(いやそこはきちんと言葉にして伝えなさいよ、という話でもあるのですが)

 

ただそんな私がふと思い当たったのは、推しの「ファンのみんな一人一人のおかげで今ここに立っている」という言葉です。私の好きな人たちは、口を揃えて事ある毎にそう言ってくれます。私が必要としている人たちが、私を必要としてくれている。大勢の中の一人ではあるけれど、初めて「求められている自分」をはっきりと意識することができました。「私、誰かに必要とされているんだな」って感じられた時、自然と涙が溢れていました。

 

 

「誰かに求められている自分」を思い描けることは、毎日を生きていく中でとても大きな力になります。その対象は何であれ、大切な自覚だと思います。私以外にもそう感じながら過ごしていける人が増えたらいいなぁと、この世界の片隅から祈っています。

 

そして、推しは尊い。それに尽きますね。

最愛の推したちへ、感謝を込めて。